東西重賞ということで2つ一緒に予想を上げる。また、今回は簡単な分析、印と上位馬の見解、消しの理由を述べる。
※データはすべてJRA-VANnextを参考にしている。
マーメイドS
牝馬限定のハンデ戦で毎年荒れているレース。昨年は10-9-4人気で決着しており、ハンデ戦らしい荒れ方をしている。しかし、このレースデータを見ると軽ハンデの馬は中々来ない。昨年こそ51キロの馬が勝っているが軽ハンデの馬は基本的には来ないとみていい。今回は成績やレースぶりだけではなく負担重量にも注目していきたい。
◎スカーレットカラー
前走のパールSは未勝利以来の久々の勝利。3歳時は不運が重なり活躍できなかったが前走で復調したといっていいだろう。先行脚質も今の馬場には向いている。
データで見ていこう。負担重量はこのメンバーの中では唯一の53キロだが、このハンデの勝率は6-3-2-22と最も高い。また、前走パールSからの馬も4-1-2-17とこれも最も高い。外枠というのが不安だがクラシックにも出走していた馬だけに実力は上位と捉えたい。
負担重量別に見ていくと53~56までの斤量の勝率が高い。この馬も55キロであり、6枠も1-1-1-17とわるくない。父ディープの成績もよく、関西への輸送もクリアしているため安定感は高い。問題は鞍上の石橋が関西では田辺同様大して乗れてないということである。阪神牝馬ステークスのラッキーライラックとかマジで酷かった。
馬の能力だけならかなり上位ではあるが鞍上を込みにすると評価は低い。
▲モーブサファイア
阪神1800~2000での連対率100%は非常に魅力的である。安定感だけで言えばかなりの物だが、54キロは今まで勝馬が無く、鞍上の川田も最近運がなさ過ぎて可哀想なレベルなので過度な期待はできない。
△センテリュオ
センチュリオンと名前が紛らわしい。連対を外したのがローズSだけであり、成績だけならかなりの物。だが馬よりも上に乗ってる奴が不安なのこの評価になった。2走前がメールドグラースの2着なので実力上位。
☆サンティール
今回穴馬として推したいのはこの馬。軽ハンデだが最内枠ということを評価した。2番に入ったウスベニノキミは49キロという最軽量ハンデだったのでさすがに切ったがこの馬は成績もいい1枠としては脚質も重量も絶妙。穴としては一考できる。
消しの理由
他の馬を消した理由としては主にハンデと枠番だ。特にハンデでは52キロ以下の馬はバッサリ切った。また、3枠は今まで勝馬が1頭のみで2、3着もないのでこれも切った。
荒れそうなことを考えると全馬の単勝買いとかでもいいかもしれない。
エプソムC
マーメイドSとはうって変わってこちらは上位人気馬で決着することが多い。しかし、どうにもこの面子の均衡ぶりを見ると普通に荒れそうな気が…
というわけで印付けるのにやたらと悩んだので「これ来るんじゃないの?」と思った穴目の馬を上げていく
穴1 ショウナンバッハ
8歳馬が馬券に絡んだことはないが、この馬前走では意外なほど好走している。父ステイゴールドというのも悪くないし、後続有利の展開になれば一発。
穴2 ストーンウェア
この馬東京コースではビックリするほど走る。東京では掲示板を外したことはないうえ、休み明け2走目というのも良い。メイSではショウナンバッハと差のない競馬。前走から斤量+2だが57でも好走しているので。
穴3 アップクォーク
この馬も東京は走っちゃうんだなこれが。鞍上も最近穴を演出する津村と穴馬要素は十分ある。
穴4 カラビナ
そこまで推せる要素はないがこれも穴っちゃ穴。前走が休み明けの割に好走していたのでここも買えそう
穴5 アンノートル
鞍上の信頼度はゼロに等しいが、前走の勝ち方があまりにも強すぎた。出遅れからの大知特有の焦った無理な追い出しに最悪な競馬をしまくっていたが直線では凄い伸び足で伸びて勝利。馬の力だけならかなりの素質を秘めている。
固い決着が多いといわれているがこの際逆に穴馬を狙ってみる方向で行きたい。