鳴尾記念【GⅢ】 予想

 ウイポ8だと開催日の関係でいまいち出走させ辛いレースの鳴尾記念

 今回は9頭立てと長距離重賞でもないのにかなり少ないメンバーとなり、出走するメンバーもいまいち目立たないので安田記念の前日としてはかなり地味な重賞になりそう。

 

 

予想

 今回は少頭数なうえにいつも印が多いので頭数絞れてないけど気にすんな☆

展開

 ハナを主張しに行くのはプラチナムバレットかブラックスピネル。ブラックスピネルは前走の新潟大賞典でも押していったうえに今回は大外なのでハナを取りきりたいはず。プラチナムバレットは1枠なので間違いなく逃げる。タニノフランケルは2番手でも競馬ができるので前を行く2頭若しくは1頭を見ながら先行。その後ろにギベオン、サンデーウィザードが続いてノーブルマーズ、ステイフーリッシュなども追走。メールドグラースもこの集団の一角に加わり、出遅れ癖のあるブラックバゴが最後方か。

 阪神競馬場の内回りコースの直線は短いので4コーナーを回る前には後続勢が前の方まで上がってくるはず。直線を向いた段階でブラックスピネル、タニノフランケルの追い比べに差し追い込み勢の殺到という形になる。

◎ギベオン

 前日の段階では3番人気のギベオン。今年の入ってからの金鯱賞、ダービー卿の2戦はどちらも惨敗で評価できる点はありません。しかし、金鯱賞に限っては相手が強かったうえに馬場も良くなかったので参考外。

 阪神では新馬戦と毎日杯で戦っており、連対率は100%。鞍上の福永祐一テン乗りですが、このコースでは3着内率まで含めると、このメンバーの中では武豊に次いで2番目になり問題はないと考える。

 血統背景についても見ておこう。ギベオンの父はディープインパクトで母の父はGhostzapper。正直血統に関して素人同然なので以下のデータを参考にした。

 

news.netkeiba.com

 この記事にあるデータによるとディープインパクト産駒は施行条件が変更されて以降は5回馬券に絡んでおり、複勝率は33.3%です。今回ディープインパクト産駒はギベオンだけなのでこれはかなりの好材料だと考える。

 理想としては毎日杯のような競馬ができればいいと思いますが、逃げ馬が3頭いるので後続勢はどう動くのかが気になるところ。

 正直本命にするほど協調材料もないが……

 

〇タニノフランケル

 正直対抗にできるほどの協調材料はない。たぶん今回は逃げないような気がするが前に行ければかなり強い馬。阪神2000mでは3戦2勝と好成績を収めており、武豊騎乗は一度だけですが勝っている。コース条件としては問題ないですが斤量56を背負ったときがイマイチなのでそこがどうか。

 

▲メールドグラース

 ダミアン・レーン

以上。

 

 

△ステイフーリッシュ

 一番取捨選択が悩ましい馬。前走の大阪杯は途中でずるずる下がっていき、直線では後方を追走するだけで終わった。かなりひどい負け方だが鞍上が藤岡佑介ではなかった、G1で相手も強かったという言い訳がましい理由を並べて今回は4番手評価。京都記念では先行しただけに、今回が追い込み一手とは限らないので注意が必要。

 

△ブラックスピネル

 鞍上が同コースで一度も馬券に絡んでいない三浦皇成ということを除けば穴として一考できる馬。前走の新潟大賞典では予想外の粘りを見せ5着。少頭数では外枠有利なだけに逃げれるこの馬はかなり注意が必要。

 

△ノーブルマー

 鞍上を除けば最強の穴馬。高倉じゃなければ今頃重賞3つぐらい取ってそうな馬だが未だに重賞勝てない辺りステイゴールドよりひどい。3か月の休み明けだが中間も乗り込んでおり、調教の動きも悪くないので穴で一考。

 

☆サンデーウィザード

 要注意なのはこの馬。前走の新潟大賞典は直線で前をブロックされて伸びきれずに15着。1年の休み明けから今回で3走目になり上積みも期待できる。鞍上も最近人気馬は飛ばす癖に穴馬はやたらと持ってくる藤岡康太なので注意が必要。

 

 

買わない馬

ブラックバゴ

 出遅れ癖が酷い。出遅れなければ勝負になるかもしれないが現状期待できない。

 

ラチナムバレット

 一度も馬券に絡んだことがない1枠1番。この枠に強い馬が入れば話は変わったが4歳から成績が悪いこの馬では厳しい。同型の逃げ馬が他に居るのもダメ。 

 

 

買い目

 そんなものはない。